マネージャー
縁が広がり深まる
銀座の夜の街
益田壱聖
勤続年数:4年
七凪
マネージャー
益田壱聖
勤続年数:4年
七凪
予詩との出会いは「看板」でした。銀座に勤務中、クラブが並ぶ飲屋街からは少し離れた場所に店名だけが記されたサインが掲げられていて、当時はそれが何のお店なのか全く分からなかったのですが、見た瞬間に、いつかここに行くと決めたんです。それから半年くらい経った頃に予詩というクラブの名前を耳にして、そのときに聞いた話とあの看板とがリンクしました。電話番号を調べて応募したというのがこのお店に辿り着いた経緯です。言語化できないのですが、とにかくずっと気になっていたというのが不思議です。働きはじめて6年。その間、自分には2度、チャレンジしたいことがあってお店を辞めた過去もあります。それでも戻らせて頂き、ありがたいことに今は新しい店舗・七凪のオープンを任せてもらっています。社長と一緒に七凪を立ち上げ軌道に乗せるという自分の役目を全うしながら、将来は自分のお店を出店、経営したいという想いがあるので、そのために経験を重ね、吸収しながら勉強を続ける日々です。
七凪は初の系列店なので力が入りますし、銀座の中でどう見られるかというプレッシャーもありますが、実力のある美和子社長の元、自分は全力でサポートをするまで。実は、美和子社長とはたまたま前のお店が一緒でした。銀座の街では、たまたまの縁というのがよくあります。そして自分は、そのご縁をとても大切に思っています。水商売は人と人との繋がり。サービス業の基本の部分と、大切なことが集約されています。助けたり、助けられたり。それだけで解決できてしまうことがこの街の中にはたくさんある。夜の業界には、様々なバックボーンを持っている人がいますが、その背景って誰もそんなに気にしていなくて、何が見られるかというと、まずは実力。そして人間性。年功序列もなければ経歴も関係ない。未経験でもやる気があれば評価されるし、お金ももらえます。最短ルートで登りつめていった人の例もあるから、夢があります。特に人と接することが好きな人であれば天職になり得る世界じゃないでしょうか。だからこそ自分は、人とのご縁を大切にしていきたいんです。
人間同士で仕事をしている。その感覚が自分にとってはやりがいです。例えば、日々頑張っているホステスさんたちにどれだけ貢献できるか。相手はロボットではないので、気遣いひとつ、小さな動きや気づき、言い回しひとつで良くも悪くもなります。大変なことも多いけれど、だからこそ返ってくるものは大きい。その結果として数字が伸びたら達成感も味わえます。自分は母がホステスだったので、女性たちをサポートしたいという気持ちが強いのと、夜の業界の社会的なイメージを変えたいという想いもありした。幼少期から、誇りを持って仕事をしている母や周囲にいた人たちを見てきて尊敬していましたが、当時は偏見もあり、苦労していた姿を知っています。そんな状況を変えたい。かといって自分にできたことはまだ何もないけれど、世間からの見え方は変化しています。夜の営業というだけで人を判断する社会ではなくなったというのもありますし、メディアに出ている第一人者たちの影響も大きいです。夕益ママはまさにその開拓者。応募してきてくれる女性のほとんどがママに憧れを抱いています。その上、福利厚生も手厚く、グレーな部分が全くないホワイト企業。まさに自分の願いを実現してくれている会社がここです。ママはエネルギッシュで、常に本気で仕事に向き合っている方ですし、それを支える幹部からも学びたいことがたくさんあります。この会社の魅力は、働いてみたらすぐに分かると思いますよ。
27歳・黒服。ホステスの出勤状況を把握し、営業中に女性たちの配置を支持するポジション「付け回し」を2年以上経験した後、2023年秋より七凪の立ち上げに参画。母の影響もあり、一直線で夜の銀座の世界へ。趣味は一人旅。